バリアフリーとユニバーサルデザイン

バリアフリーとユニバーサルデザイン

バリアフリーという言葉とセットでよく耳にするのは、ユニバーサルデザインというものです。
事業や整備などがよく似ており、混同されることがよくあるのですが、発案された背景、きっかけは大きく異なります。

ユニバーサルデザインは、設計手法の一つで、設計の時点で多くの人に使いやすいものを、という考えのもとに設計されています。
一方、バリアフリーは社会生活弱者のために、生活に障害となる物理的な障壁の削除のことを言います。

例えば、建設玄関前の段差について注目してみましょう。
玄関前にある段差に、後付けでスロープを付けるのはバリアフリーの考え方です。
その一方、ユニバーサルデザインは設計時点からスロープを計画し作り上げることになります。
完成系(見た目)がほぼ同じ形状のため、混同の理由となってしまっている状況です。

他にも、バリアフリーは施設の計画に帰省することで普及していく「行政指導型」であるのに対し、ユニバーサルデザインは良いものをほめたたえ推奨する「民間主導型」です。
また、バリアフリーの対象者が高齢者や障害者などの社会生活弱者であるのに対し、ユニバーサルデザインはすべての人が対象になっています。

ただし、どちらも「心の優しさ、思いやり」という共通点があります。
どちらももっと普及していく世の中にならないといけませんね。

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